場所を問わずトレーニングできるフィットネスバンドは、ヨガの練習にも使えとても便利です。
しかし、既存のフィットネスバンドの多くはゴムでできており、劣化による切れやすさや臭い、摩擦などが懸念点でした。
ゴムだと手汗がすべったり、重いことも気になります…。
ですが今回、その問題点を解決した革新的な商品、『VRTXフィットネスバンド』を手に入れたため、早速使ってみることに!
使ってみた感想は、このような感じでした。
- 布バンドなので、とにかく肌触りがいい
- 一定の圧をかけられるため、トレーニングしやすい
- ヨガの練習にピッタリの負荷
- 洗濯機で洗えて衛生的
とにかく使い心地が良く、ストレッチやパーツの筋トレに最適。軽くておしゃれため、リビングに置けるのも嬉しいポイントでした。
VRTXフィットネスバンドを使ってみたレビューや特性、実際の使い方などを詳しく紹介していきます!
VRTXフィットネスバンドは米国特許取得の商品
VRTXフィットネスバンドは、その素材が特徴の革新的なフィットネスバンドです。
多くのフィットネスバンドが薄型のゴムでできているのに対し、VRTXフィットネスバンドは、「見た目は布、機能はゴム」といった特殊素材でできています。
↓開封前の写真がこちらです。上がジップ式になっています。
開封後がこちらです。特殊素材とはいえ、もっとゴムっぽいものを想像していたので、その見た目に少し驚きました。さらに、ゴムと違いとても軽いです!
外側はポリエステルの布素材で作り、内側にゴム繊維を入れることで、これまでにない快適かつ安全なフィットネスバンドとなっているようです。
この特殊な生地は全米で特許取得済みで、現在日本でも申請中です。
握りやすいバンドの幅や心地よい生地の感触など、ユーザーの使いやすさをどこまでも追及している嬉しい商品です。
VRTXフィットネスバンドは、元々トレーニングをしていて怪我により引退した選手と、ゴム工場の経営者がクラウドファンディングを使って商品化したもの。
ユーザーと職人が力を合わせて作った商品のため、使い手の懸念点が良くわかり、細かな配慮が行き届いたフィットネスバンドとなっています。
VRTXフィットネスバンドの特性やメリットは?
特許取得の特殊素材でできているVRTXフィットネスバンド、そのメリットは何なのかをみていきましょう。
- 切れにくい
- 肌触りがいい
- 劣化しづらい
- 洗濯機で丸洗いできる
- ゴム独特の臭いがない
日本では、3割ほどしか使用経験者がいないフィットネスバンド。VRTXでは、使い心地のいいバンドを作ることが、フィットネスバンドの普及にもつながると考えているようです。
一つひとつのメリットを見ていきます。
■切れにくい
ゴム製のフィットネスバンドが使用中に切れると、その瞬間にチューブが強く肌に当たり、怪我の原因にもなります。
一方VRTXフィットネスバンドの素材は、万が一内側に織り込まれているゴムが切れたとしても、外側を包んでいる布繊維がカバーしてくれます。そのため、すぐに切れることがありません。
余計な心配をせず、安心してトレーニングに集中できるのは、頑張るトレーニーに嬉しいポイントです。
■ 肌触りがいい
私自身びっくりしたのが、この肌触りの良さです。普段使用しているヨガベルトよりも、より細かな繊維で織り込まれており、滑らかでフワフワした感触。
ゴム製品の場合は、ベタ付きや摩擦が気になったり、手汗で滑ったりなど不快なことがありましたが、布で覆われているVRTXフィットネスバンドは、その心配が一切ありません。
作成者の方も肌触りにかなりこだわって作ったようで、正にそれが体現されていると思います!
ほっぺたをこすっても心地よく感じるほどのきめ細やかさなため、敏感肌の方でも使えるのではないでしょうか。
トレーニング中は肌の露出が多いウエアを着ていることもあるので、背中などに当たるときに不快にならないのはありがたいです!
■ 劣化しづらい
ゴムチューブの長年にわたる懸念点は、年月が経つにつれどうしても劣化してしまうことでした。
古い輪ゴムが切れていくのと一緒ですね…。
VRTXフィットネスバンドは、ゴムを布繊維の内側に織り込むことで、湿度や気温による影響から守る構造になっています。
そのため、ゴムがむき出しになっているその他のフィットネスバンドに比べ、格段に劣化しづらく長持ちです!
値段は少し高く感じるかも知れませんが、長く使えることを考えるとコスパはいいと言えますね。
■洗濯機で丸洗いできる
トレーニングでは汗がつきものですが、それに使うツールもやはり汗が付きます。
布でできていると汗が染みつくことが心配になりますが、こちらの商品は洗濯機で丸洗いできるので安心です。
衛生的に使えるので、素肌に触れるときにも安心して使用できます。
個人的には、ゴムチューブを洗面台で手洗いするよりも、洗濯機に入れる方が手間がないので助かっています。
■ゴム独特の臭いがない
身体に集中すると、他のことにも敏感になることがありますよね。私も顔の近くにバンドがきたときに、ゴム独特の臭いが鼻について、集中が切れたことがあります。
特に海外製の商品では、臭いが取れるのに時間がかかり、それを待っているうちにやる気がなくなってしまうことも。
VRTXフィットネスバンドは、外見はほぼ布ベルトと同じなため、臭いは全くありません。
雑念が入らずにトレーニングできるので嬉しい!
前述したように丸洗いもできるので、臭いが染みつくこともなく、快適に使い続けられます。
VRTXフィットネスバンドの使い方は?
VRTXフィットネスバンドの使い方は、その他のフィットネスバンドと同じです。特徴として、00番~5番まで7種類のバンドがあり、それぞれ身体に掛かる負荷が変わってきます。
私はヨガのトレーニングで使用したかったため、負荷5kg(ベルトを2倍にしたときに掛かる負荷が5kg)の0番を使用しています!
私が実際にVRTXフィットネスバンドを使って行ったトレーニングの、1部をご紹介します。
■脚(バックライン)のストレッチ
こちらは、バックラインの柔軟性を高めるストレッチです。顎をしっかり引くことで、背中から腰、さらに裏モモからふくらはぎにかけてじっくり伸ばしています。
弾力性のあるVRTXフィットネスバンドを蹴り出すようにすることで、伸びが深まりました!
■両足開脚
開脚のストレッチです。VRTXフィットネスバンドが足を心地よくサポートしてくれるので、とにかく気持ちいい。どうしても内側に倒れやすくなる股関節を、しっかり外側に向けてくれます。
ストレッチをするときには、伸ばす筋肉の反対側の筋肉を縮める(使う)と効率がいいのですが、VRTXフィットネスバンドを使うとそれが上手にできるため、効果を得やすいです。
■プッシュアップの練習
プランクポーズやダウンドックをとるときに、アームの力を使うのが苦手なので、こんな練習にも使用しています。
お腹にも力がはいり、姿勢も良くなりそうです。バストアップにも効果的なトレーニングです!
■ダウンドックの蹴り上げ練習
ダウンドックで脚を蹴りだす感覚や、コアと脚を連動させて使う練習にピッタリです。
また脚で蹴ることで、反対側に手を押し返す練習にもなります。
■ヒップアップ&脚を蹴りだす練習
こちらは、ヒップアップのトレーニング。もちろんお尻にも効きますが、脚に負荷がかかるため、ヨガポーズで脚を強く使うための練習にもなります。
■半円のポーズ
例えばこんな使い方も。
ちょうどいい負荷のため、手と脚で引っ張り合う感覚がとても良くわかり、コアの力も自然と使えます。
リバースウォーリアなどでも同様に使ってみると、体側を伸ばす感覚がつかみやすかったです。
VRTXフィットネスバンドを使用した感想!
第一の感想は、とにかく使いやすい!!
ゴムバンドのようにホコリも付かずおしゃれなので、リビングにも置けます。隙間時間にサッとトレーニングできたのも、便利に感じました。
またとにかく肌触りがいいのと、弾力や伸び感がちょうどいいので、使った方がトレーニングの効率が上がります。
- 肌触りの良さと握りやすい厚みで、愛着がわいた
- ストレッチ系の練習にピッタリ
- 脚の蹴りだし、肩の強化などパーツを鍛えるのにいい
- 輪っかになっているので、使用の幅が広がる
- 輪を閉じるとヨガベルトと同じ感覚で使える
以前ゴム製のバンドを使用した時は、負荷が軽すぎて脚の蹴り出しに耐えられなかったり、逆に負荷が強すぎて上手く身体が伸ばせなかったりもしました。
VRTXフィットネスバンドは、段階別に負荷が分かれているのでその心配もなく、0番はヨガの練習にピッタリです。
伸びるとき、戻るとき、どちらも身体にフィットしたまま一定の圧でサポートしてくれる感じがあり、心地良くトレーニングできます。
普段はヨガベルトを使っているのですが、ストレッチを目的としたサポートや、脚の蹴りだし、手の押し出しなどパーツを鍛える練習にはこちらの方が適してますね。
握っているときの感触がとにかく気持ちいいので、積極的に使いたくなるバンドでした!
VRTXフィットネスバンドの口コミは?
VRTXフィットネスバンドは、ネット上でこのような口コミが見受けられました。
- 布製なのがいい。洗濯できるのも衛生的
- 作りがしっかりしている。劣化しにくく、長くつかえそう
- 身体にかかる負荷がちょうどいいから、しっかりトレーニングできる
- ダンベルの代わりになる
みなさん、ほぼ私と同じ感覚を持ちながら使用しているようですね。
VRTXフィットネスバンドは日本ではまだ新しい商品のため、口コミの数は少なかったです。
とはいえ悪い口コミは見当たらず、☆4〜5になっているものしかありませんでした。
口コミからも、信頼できる商品であることが伺えます。
強度の選び方
VRTXフィットネスバンドは、強度が段階別に分かれているため、自分の筋力や目的に合わせて選ぶことが大切です。
右側にあるkgの表記は、ベルトを2倍の長さにするときに掛かる負荷を表しています。
00番~5番まであり、1kg/00番、5kg/0番、14kg/1番、23kg/2番、30kg/3番、45kg/4番、64kg/5番
と分かれています。
上記の図のように、上に向かってベルトを2倍の長さに引っ張ったときには、バンドの負荷分と同じ重さのダンベルを持ち上げているのと同じになります。
ベルトの強度を選ぶ目安としては
- 一般女性・・・0番(5kg)
- 一般男性・・・1番(14kg)
- 70歳以上の高齢者・・・00番(1kg)
となっています。
私は0番を使ってヨガのトレーニングしていますが、ストレッチにも筋力アップにちょうどよい負荷です。
一般男性の場合も、10kgのダンベルを持ち上げるのが難しいときには、0番から始めるといいようです。
また、5番は64kgとかなりの負荷をかけられるので、筋トレ経験者の方でも十分トレーニングできるでしょう。
VRTXフィットネスバンドでよくあるQ&A
- VRTXフィットネスバンドの効果的な使い方は?
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自分の筋力に合わせたバンドを選ぶことが、まず大切です。VRTXの公式ページにある、目的別に沿ったバンドの選び方も参考にしてみましょう。
また、VRTXではトレーニング動画を配信しており、女性向けや、部位別などさまざまな鍛え方を紹介しています。1動画5分ほどなので、隙間時間などを使って毎日行うと効果実感が早そうです。
- 一本購入すれば大丈夫?
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一本でも、もちろんトレーニングできます。ですが、人は上半身と下半身で筋肉の量が違うため、連番で2~3本ほど持っておくとより効率よくトレーニングができます。
まとめ
・VRTXフィットネスバンドは、ゴムが織り込まれている布製のベルトで、全米特許取得済
・肌触りがいい、切れにくい、劣化しづらい、洗濯機で洗える、臭いがないなどが特徴
・実際に使ってみた感想は、「肌触りがいい」「負荷が一定」などとにかく使いやすい
・ネット上の口コミもいいものが多かった
・VRTXフィットネスバンドは強度別のバンドが7種類あるため、自分に合ったものを選ぶ
VRTXフィットネスバンドは、上手に使うとマシーントレーニングにも似た効果を得られるなと思いました。
場所もとらずおしゃれなデザインなため、一本持っておくと手軽に使えて便利です。
動画でしっかりトレーニングできるので、宅トレに取り入れて今後も身体を変えていこうと思います!